八光堂は創業以来90年間寺院様の修理・修復、寺院仏具の製造販売を行って参りました。
自社工場で伝統工芸士の認定を受けた職人が一つひとつ丁寧に作業を行い、
ご住職様、ご家族様、檀家の皆様にも喜んで頂ける様、誠意を尽くしてまいります。
完全修復とは現在の漆金箔を剥がし、新品同様の工程にて仕上げます。
完全修復の場合2・3ヶ月、お時間をいただいております。
お預かりしたお仏具を解き彫物・金具を取り外し洗浄します。
線香のススや蝋を落します。
塗り替えの修理の場合、
古い塗り・下地を落し木地の状態に近づけます。
長年の傷みでの木の変形や、彫物の破損は
この段階で、新たに作り修理します。
新しい下地を入れ、下地の場が据わると
中塗りを入れ上塗りを入れます。
湿度によって乾くため、ムロという部屋の中で湿度を一定にして乾燥させます。
上塗りの上から金箔を押していきます。
極彩色・箔彩色などの技法を使って仏具に彩りを加えます。
蒔絵職人によって手書きで描きます。
各パーツが揃うと、金具を打ち組み立て完成です。
金具は、洗浄しメッキし直します。
当店の職人と社員が出張にてお取り付けに参ります。